メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属するサッカー元日本代表主将DF吉田麻也が、劇的な同点ダイビングヘッド弾を決めた。
現地時間3月17日に行われたMLSの第4節で、ロサンゼルス・ギャラクシーはホームでセントルイス・シティと対戦した。昨夏にチームに加わるや否や守備の要として出場を続けた吉田は、2シーズン目となる今季は開幕からキャプテンマークを巻いてフル出場を続け、この日もセンターバックとしてスタメン出場した。
試合は打ち合いになった。ロサンゼルス・ギャラクシーは、前半3分に先制しながらもシーソーゲームの末に後半43分にオウンゴールで2-3。1点ビハインドでアディショナルタイムに突入して迎えた5分だった。
相手陣内左サイドからのフリーキック。キッカーのウルグアイ人MFガストン・ブルグマンが、右足で低い弾道のクロスを送り込む。そこに反応したのが、キャプテンマークを巻いた吉田だった。相手と競り合いながらニアサイドに鋭く走り込むと、体を投げ出しながら頭で合わせてゴールネットに流し込んだ。
これが吉田の今季初ゴール。35歳の土壇場での劇的な同点弾に、スタジアムは割れんばかりの大歓声に包まれた。