ドイツ代表の2024年の新ユニフォームが発表された。ホーム用以上に、アウェイ用のインパクトの強さが世界の反応を真っ二つに割っている。
サッカーの世界では、ヨーロッパなどでシーズンが佳境に入ろうとしている。一方で、ナショナルチームの活動は、クラブのシーズン終了後に熱い時期を迎える。今年はコパ・アメリカや欧州選手権(EURO)が開催されるのだ。
そうしたビッグトーナメントがある今年、各国代表チームの新ユニフォームが続々と発表されてる。試合でのプレーのみならず、選手たちを彩るユニフォームはファンにとって大きな関心事のひとつだ。
最も目を引いたうちのひとつが、ベルギー代表のアウェイ用ユニフォームだろう。美しい水色を用いているが、モチーフとしたのは同国の有名キャラクターであるタンタン。背後のストーリーを含めて、ファンの注目を浴びている。
イタリアのアウェイ用ユニフォームも、称賛を浴びている。白をベースに右半身の脇と袖などには緑、左半身には赤をデザインで配し、国旗を思わせるデザインを表現。その美しさが世界中から称賛を浴びている。
その「アウェイ用ユニフォーム」への反応に、ドイツ代表も準じた。3月14日に発表されたデザインが、世論を真っ二つに割っているのだ。
ホーム用は、伝統的なデザイン。白をベースとして、肩部分に黒と赤、黄色の国旗色がアレンジされている。長袖ではさらに映えると評判だ。
一方で、アウェイ用が物議を醸している。これまでは緑などが用いられてきたが、用意されたのはピンク。質実剛健という言葉が似あうドイツにとっては、新たな地平を開いたと言えるかもしれない。