■75分に試合が動いた

 横浜FMは決め手を欠いて、1点を取られれば延長戦もあり得る。

 山東泰山も後半は攻めたが、決定力がない。

 やっと試合が動いたのは75分だった。

 アンデルソン・ロペスが山根陸のクロスを左のボレーでゴール。

 ガオ・ジュンイーの宮市亮へのファウルはレフェリーはスルーしたが、VARを経てレッドカードが示され、山東泰山は10人になってしまった。

 ハリー・キューエル監督は試合終了の笛を笑顔で聞いた。

 横浜FMは準決勝を蔚山(韓国)と4月に戦う。

 準決勝の第2戦は4月24日に日産スタジアムで行われる。

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