負傷離脱していたサッカー日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルの全体練習に合流した。その様子をクラブ公式エックス(旧ツイッター)が公開して大きな注目を集めている。
イングランド1部プレミアリーグのアーセナルは、ウインターブレイク明けの1月20日の第21節から白星を積み重ね、現地時間3月9日に行われた第28節ブレントフォード戦で破竹のリーグ戦8連勝を飾り、ついに首位リバプールと勝点で並び、得失点差で首位浮上を果たした。その中で冨安は、アジアカップ参戦から帰還後にふくらはぎを痛めて戦線離脱が続いていたが、ようやく3月11日に全体練習に合流した。
抜群の守備能力と万能性を持つ日本人DFの復帰は、チームメイトも待ち望んでいたもので、練習開始時の円陣の際、「カモン!トミー!レッツゴー!」の掛け声から全員がトンネルを作って復帰を祝った。そのトンネルの中で手荒く頭を叩かれ、さらに“蹴り”も入れられた冨安は、その犯人であるウクライナ代表のオレクサンドル・ジンチェンコに対して飛び蹴りで応戦して笑いを誘い、自らも満面の笑みを浮かべて元気な姿を見せている。