3月10日、J1リーグ第3節が行われ、浦和レッズが敵地で北海道コンサドーレ札幌に1-0で勝利した。その試合直後に激写されたMF小泉佳穂の“ある仕草”に注目が集まった。
札幌ドームでの一戦。開幕2試合を1敗1分けスタートとなった浦和は、前節からスタメン2人を変更してキックオフを迎えた。その中で加入4年目の小泉は、4-3-3のインサイドハーフに入り、3試合連続のスタメン出場を飾った。
試合は立ち上がりから浦和が優勢で、初先発の前田直輝が右サイドからチャンスを作った。そして前半31分、コーナーキックの流れからMFサミュエル・グスタフソンの正確なクロスにDF酒井宏樹が豪快なヘッドで合わせて先制。そのまま1-0で試合終了となった。
その試合直後だった。アウェイまで駆け付けたゴール裏の浦和サポーターの元へチーム全員で挨拶に向かう最中、選手の列の中にいた小泉が両手の人差し指を口元へ持って行き、口角を上げ、笑顔の練習をするような仕草をしたのだ。その後に、くるりとサポーターの方を向いて声援に応えた。