3月16日、J1リーグ第4節が行われ、名古屋グランパスはアウェイで柏レイソルと対戦。今季初勝利を狙う名古屋の、試合前のウォーミングアップが注目されている。
ここまで3試合を戦って全試合無得点での敗戦となった名古屋。ここまで2勝1分と負けなしの柏の敵地でのゲームとあって難しい試合展開も予想されていたが、入念な準備を施した。
まずGK2人がピッチでウォーミングアップを行う。その2人に続いて、フィールドプレイヤーの選手も姿を見せると、サポーターの前に行って挨拶をするが、直後、選手がゴール前で並び始める。それはセットプレー時の守備配置のように見えるもので、ペナルティエリアのライン上に壁となる選手も一人立つ。
そんなゴール前に、名古屋から見て右サイドからコーチがボールを蹴る。右足で蹴ったゴールに向かうような軌道で弧を描いたボールが送り込まれると、ランゲラックも反応する中でDF1人が頭でこれを弾いている。この1発のみで選手は通常ウォーミングアップに戻っている。