「看板壊れるところ初めて見た笑笑」ルヴァンカップでの「下剋上」ゴール以上に集まる注目ポイント!「スポンサー看板壊すなwww」「看板壊しちゃうほど興奮するのもわかるゴール」などの声の画像
ルヴァンカップでのゴールとその後が話題になっている(写真はイメージです) 撮影:中地拓也

 J3のギラヴァンツ北九州が、ルヴァンカップでJ2の大分トリニータを破った。この「下剋上」での決勝点がSNSで公開されたのだが、ファンの注目はゴールよりもあるポイントに集まった。

 ルヴァンカップは、同一企業が最も長くスポンサーを続ける大会として知られる。ギネス世界記録にも認定されている、日本サッカー界が誇る3大タイトルのひとつだ。

 Jリーグ開幕の前年から始まった大会は、今年で32回目を迎える。昨年はアビスパ福岡が初優勝を果たして新たな歴史を刻んだが、大会自体も進化を続ける。今季からはJ2、J3のチームも参加するトーナメント形式になったのだ。

 以前にもJ2チームが参加してトーナメントを戦った時期があったが、当時も波乱が起きてファンを喜ばせていた。当時なかったJ3チームが加わった今大会も、初戦からサプライズが頻発した。

 アスルクラロ沼津は、まさに点を取り合う展開の末、後半アディショナルタイムのゴールで3-2とシーソーゲームを制した。一方でYS横浜は、1-0という最少得点で接戦をものにした。

 北九州と大分の対戦もロースコアながら、さらなる激戦となった。90分間では決着がつかず、延長戦へともつれ込んだのだ。

 J2チームを相手に、シュート本数で上回ったのは北九州だった。だが、最後の詰めだけが足りなかった。

 待望の得点が生まれたのが113分のことだった。乾貴哉が入れたアーリークロスは、速く鋭くゴール前へと飛んだ。走り込んだのは、ルーキーの渡邉颯太。ダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。

 北九州はこの1点で勝利。ゴール動画がJリーグのSNSで公開されると、「何回見ても乾のクロスがえぐすぎる」「岡崎慎司並みにえげつないダイビングやわ」などの声が並んだ。

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