【森保ジャパンが挑む北朝鮮2連戦。長友佑都招集から見えるもの(1)】37歳・長友に求められる代表再建の牽引力。「熱量が足りない」と言われる中での立て直しはなるかの画像
サッカー日本代表・長友佑都 撮影:中地拓也

 3月21・26日に東京と平壌で行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・北朝鮮2連戦。不気味な難敵との戦いに向け、森保一監督率いる日本代表が18日から千葉県内で始動する。

 重要度の高い3月シリーズに先駆け、14日にメンバー26人が発表されたが、ひと際、注目を集めたのが37歳・長友佑都(FC東京)の復帰。国際Aマッチ142試合出場を誇る大ベテランは2022年カタールW杯を最後に代表から離れる形になっていたが、中山雄太(ハダースフィールド)の長期離脱によって、手薄になっていた左サイドバック(SB)を補強する人材として再抜擢される形になった。

「まずはプレーヤーとして彼を選んだことを伝えます。Jリーグでこの3節視察させていただいて、チームの中で存在感を発揮していますし、データとしても高強度のプレーができている。日本人選手の中でもトップのグループに入っている。1対1で勝つ、いい守備からいい攻撃を示してくれていますし、代表としても改めて彼の力を生かして戦えればなと思います」と指揮官は前向きに語っていた。

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