■中盤起用に応える得点
若干の選手変更を行い、システムも変更して後半に挑んだ川崎だったが、後半7分に失点。藤森亮志に左サイドから得点を許してしまう。
それでも直後に点数を奪い返す。交代して入ったCFWがゴール前で力強いシュートを放って右CKを得る。続けて獲得した左CKの流れから、遠野大弥が上げた右サイドからのクロスに高井幸大が頭で合わせてゴールネットを揺らす。高井はこの試合で中盤起用されており、セットプレーの流れからではあったものの、後半9分にその攻撃的起用に応えて見せる。
その後、さらに選手交代とシステム変更を試みる川崎だったが、右サイドからの攻撃で木原励に得点を許して1-2に。そのまま試合は終了して敗戦に終わった。
長野戦では5選手がフル出場して試合勘を磨いたことはプラス。しかも、この5選手のうち4選手はポジション変更を行いながらの出場となった。
ここまでリーグ戦を1勝2敗としている川崎は、17日に第4節として鹿島アントラーズとアウェイで対戦する。今季2勝目をチーム全体でつかみ取る。