サッカー界で語り継がれている一つの逸話がある。それが事実であることを証明する“伝説のナプキン”が競売に掛けられた。
現在、世界最高のサッカー選手と目されるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。現在36歳の天才は長らくバルセロナに在籍していたものの、2021/22シーズンからパリ・サンジェルマン(フランス)に移籍。23年からはインテル・マイアミ(アメリカ)でプレーしている。
そのマイアミの一員として今年2月に来日してヴィッセル神戸と対戦した際には大きな話題になり、ドリブルやパスのたびに国立競技場で歓声が沸いた。
そのメッシの“運命”は2000年12月に訪れた。バルセロナのスポーティングディレクターだったカルロス・レシャック氏は、メッシの父親と会談。その際、テーブルにあったナプキンに、メッシと契約することをペンでしたためた。
もちろん、その後に正式な紙で契約書類が作成されたものの、そのナプキンは世界中で語り継がれていた。そのナプキンが、オークション会社『Bonhams』によって競売に掛けられたのだ。