【開幕戦で完敗の浦和が埼スタ開幕戦で持つべきもの (2)】東京V戦が“ヘグモレッズ”の試金石に――「まだ0勝1敗。0点なので」と酒井が語るチャレンジャー精神の画像
サンフレッチェ広島戦後の浦和レッズの選手。ホーム開幕戦では違った試合後の姿を見せることが期待される 撮影:中地拓也

 5万人を超える観客が見込まれる浦和レッズのホーム開幕戦(3月3日/vs東京ヴェルディ)。

「勝つことが全てだと思います。それはアウェーでもホームでも。内容は突き詰めますけど、僕らの仕事は勝つことなので。そこは変わらずにやっていきたい」と語る酒井宏樹も、多くのファンサポーターが埼玉スタジアムに足を運んでくれることについては「そこに関しては僕も人間なので、楽しみです。みんなが満足してくれるプレーはもちろんしたいですし、これからもそれが普通になるような、4万、5万が普通になるシーズンを作っていきたい」と語る。

 そのためには内容もそうだが、何より勝ち続けて、優勝争いに絡んでいくことが前提になるだろう。

「結果を求めていきたいし、やれることを全てやりたいと。全試合そうやってきてるんですけど、特にそういう姿を見せればいい」と言う酒井だが、昨シーズン3位の広島から昇格組のヴェルディが相手になることで、どこか構えるような空気になってしまいがちなことには警鐘を鳴らす。

「僕ら自体がチャレンジャーということを忘れないことが大事だと思います。何も成し遂げてない。今シーズンはまだ0勝1敗。0点なので。そこに関してはしっかり謙虚にやって行かないといけないですし、ヴェルディが昇格組だろうが、去年J2とか、若い選手が多いとか関係なく、まず僕らがやるべきことをやらないと、結果はついてこない」

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