【J1川崎のFW2人の完全合流でチームにもたらすもの(2)】沖縄で絶好調の遠野大弥は「2桁得点と自分の表現を両立したい」……オフは”罪悪感”とともに完全リフレッシュの画像
2月26日の練習をすべてこなした川崎フロンターレの遠野大弥 撮影:中地拓也
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 2月26日、川崎フロンターレが公開練習を行った。この日、ピッチの上で久々にすべてのメニューをこなしたFW2選手のもう一人が遠野大弥だ。

 遠野は沖縄キャンプで絶好調の姿を見せていた。特に輝きを見せていたのは左ウイングでのプレーで、サイドでの攻防だけに収まらず、中に入り込んでのシュートへの滑らかな持って行き方や、相手選手をちぎっての強引なシュートでもインパクトを与えていた。

 赤間運動場でそのプレーについて素直に聞いてみると、「そうですね」と否定することがなかったことにも自信が見られたし、「去年はリーグ戦で結果を残せなかったので、本当に今年の自分は違うんだぞっていうのを見せたい」と話していたことにも表れている。

 それに続けた言葉も力強かった。「主力の人たちが抜けて誰が引っ張っていくっていう中で、本当に人に頼っててはダメだし、姿勢や意識、“これが基準なんだぞ”っていうのを見せないといけない」というもので、自身を奮い立たせるかのように話していた。

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