デンマーク1部ブレンビーIFに所属するU-23日本代表MF鈴木唯人の“完璧&技あり”ゴールに称賛の声が寄せられている。
2001年生まれの現在22歳の鈴木は、市立船橋高校から2020年に清水エスパルスに入団すると、力強いドリブルと左右両足からの強烈なシュートを武器に高卒1年目から活躍。2023年にストラスブール(フランス)で半年間プレーした後、同年8月にブレンビーIFと4年契約を交わした。
迎えた加入1年目の今季、開幕当初からベンチスタートが続いた中で徐々にプレー時間を増やすと、昨年10月1日の第10節で移籍後初ゴール。そして12月3日の第17節、ウインターブレイク明けの第18節と2試合連続アシストを決めると、2月25日の第19節オーデンセBK戦で今季2ゴール目を決めた。
そのゴールが、実にテクニカルだった。前半7分、右サイドに流れたところからパスを呼び込んだ鈴木は、スピードのあるボールに対して完璧なファーストタッチで相手の背後を取ってペナルティーエリア内に侵入すると、前に出てきた相手GKの鼻先で右足チップキック。ボールを浮かせてゴールに流し込んで見せたのだ。