J1のサガン鳥栖が、開幕戦での仰天のコラボを発表した。「佐賀県副知事・島耕作」が、ホームスタジアムを訪れるというのだ。
『島耕作』シリーズと言えば、日本を代表するビジネス漫画だ。1983年にスタートし、昨年にはシリーズ40周年を迎えた。コミックの累計発行部数は4700万部を超えるという名作だ。
作品中で主人公の島耕作は、務める大手電器メーカーの会長にまで上り詰めている。だが作品外では、何と昨年、佐賀県の副知事に就任しているのだ。
これは佐賀県とコラボしたもので、島耕作が佐賀県のスポーツビジネスや半導体産業を担当公務として情報発信に取り組むという。「いい上司」の日である11月14日に就任した。
実際には原作者の弘兼憲史の監修によるオリジナル漫画をWEBなどで公開。同シリーズの世界観を通じて、佐賀県のスポーツビジネスなどを紹介していくという。
その島耕作副知事が、2月24日に駅前不動産スタジアムで行われるサガン鳥栖の今季開幕戦に訪れる。オリジナル漫画が先着1万人に配布され、ハーフタイムには場内の大型ビジョンで挨拶があるという。また、先着1000人ながら島耕作との名刺交換も用意されている。
クラブは開幕戦の2日前、この大イベントを発表。SNSでの投稿では島耕作副知事が語りかけ、チームの川井健太監督と並んでガッツポーズを決めている。