■駅員に呼び止められて13豪ドル
さて、オーストラリア最大の都市であり、アジアカップでも女子ワールドカップでも決勝戦が行われたのはシドニーです。
そして、シドニー国際空港は市内から南に8キロほどと近いので、とても便利な空港です。
しかも、空港には「エアポート・リンク」という鉄道が走っていて、約10分ほどで中央駅まで行くことができるのです(日本でこれほど便利なのは、博多駅から地下鉄で1本の福岡空港くらいでしょう)。
さて、最初にシドニーに着いたとき、僕も当然のように、この「エアポート・リンク」を利用しました。しかし、運賃が17.80豪ドルもかかったのです(当時の為替レートでは、1豪ドルは約80円)。
シドニー市内なら鉄道の運賃は4.80豪ドルですみました。そして、ADカードを手に入れてからは、鉄道は無料で利用できるようになりました。
で、ブリスベーンの日本対イラクの試合を見にいくために空港に行くときも、「エアポート・リンク」で空港に向かいました。今度はADカードを持っているので、無料で利用できると思っていたのです。しかし、改札を通ろうとしたら駅員に呼び止められ、13豪ドルを徴収されてしまったのです。