「エリソンえぐい」「当たり助っ人」川崎ACL敗退も新戦力ブラジル人の強烈な左足ゴールには称賛続々!「難しい姿勢からパワフルなシュートを撃てる」との声の画像
ゴールを決めて喜ぶ川崎フロンターレの新戦力FWエリソン 撮影:中地拓也

 2月20日、アジアチャンピオンズリーグACL)ラウンド16の第2戦が行われ、川崎フロンターレは山東泰山(中国)に2−4で敗れ、2戦合計5―6で敗退が決まった。それでも今季新加入FWエリソンのゴールには大きな反響が寄せられた。

 2月13日に行われたアウェイの第1戦に3―2で勝利した川崎は、そこから先発メンバーを2人を変更して今年初の等々力陸上競技場開催の一戦に臨んだ。だが、序盤から相手の勢いの前に守勢に回ると、前半8分、25分と連続失点を喫して早々にアドバンテージを失う展開となった。それでも同30分に、MF山本悠樹のスルーパスに抜け出したDF三浦颯太がゴール。今季の新戦力2人の活躍で1点差に詰め寄ると、迎えた後半、もう1人の新戦力が仕事をする。

 後半14分だった。DFラインからのパスを中盤で受けたMF脇坂泰斗が、右サイドのタッチライン側を駆け上がったDF佐々木旭へパスを送る。そこからのクロスをFWマルシーニョがダイレクトボーで合わせるも、シュートは左ポストを叩いて跳ね返った。

 ここでチャンスは潰えたかに思えたが、こぼれ球にFWエリソンが素早く反応。左後方に下がりながらの難しい体勢だったが、細かいステップを踏んでから鋭く左足を振り抜き、強烈なシュートをゴール左隅に叩き込んだ。

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