2月23日、J1リーグが開幕した。そのオープニングゲームでサンフレッチェ広島のサポーターが披露したコレオが話題だ。
広島の選手、スタッフ、サポーター、スポンサー、そのいずれにとってもメモリアルな試合だった。開幕戦であり、Jリーグ全体のオープニングゲームだっただけではない。エディオンピースウイング広島という、クラブの新本拠地の初めてのリーグ戦でもあったからだ。
昨年までチームが使っていたのは、広島ビッグアーチの愛称を持つエディオンスタジアム広島(広島広域公園陸上競技場)。チームはこの舞台で30年間の歴史を紡いできた。しかしこれからは、広島城内という最高の立地であるエディオンピースウイング広島で新たな挑戦を続けていく。
その意気込みを示すかのように、サポーターは奮起した。選手入場時、ゴール裏にコレオを作ったのだ。デザインはもちろん、クラブエンブレム。エディオンスタジアム広島でも作って話題になったものだ。何もかもが新しいスタジアムに、大きなエンブレムを刻んだのである。