現地時間2月18日にスペイン1部ラ・リーガ第25節が行われ、レアル・ソシエダが敵地でのマジョルカ戦に2-1で勝利。古巣から奪ったサッカー日本代表MF久保建英の強烈な“イーグルショット”が称賛を集めている。
アジアカップに参戦していた久保にとって、チーム復帰後の公式戦4試合目。過去にレンタル移籍で計2シーズン在籍したマジョルカ相手に、いつも通りに4-3-3の右ウイングとしてスタメン出場した。立ち上がりの前半4分に先制を許す展開となったが、同38分に久保が輝きを見せた。
味方が中盤での激しいプレスで奪ったボールを右サイドで受けた久保は、すぐに前を向いてドリブル開始。そのままスピードに乗ってペナルティエリア内に入り込むと、対峙したDFを相手に左足アウトサイドでのタッチでシュートコースを作るや否やコンパクトな振りで左足一閃。低弾道の鋭いシュートが相手DFの足の下を通り抜け、さらにGKが伸ばした手を弾いてゴールネットに突き刺さった。
久保にとっては12月9日のビジャレアル戦以来、リーグ戦出場5試合ぶり、公式戦では出場7試合ぶりの今季通算7得点目。その後、土壇場の後半アディショナルタイムに、スペイン代表MFミケル・メリノが劇的な逆転ヘッド弾を決め、ソシエダが逆転勝ち。久保はこの試合のMVPに選出された。