スイス1部のセルヴェットFCが、J1横浜F・マリノスのFW西村拓真の獲得を発表。出迎えた前鹿島アントラーズのDF常本佳吾の“喜びっぷり”が話題となっている。
西村は愛知県出身の27歳。富山第一高校から2015年にベガルタ仙台に入団し、2018年夏からロシア、ポルトガルでプレーした後、2020年3月に仙台に復帰。2022年に横浜FMに移籍し、豊富な運動量と10得点を挙げる決定力でリーグ優勝に貢献。ここまでJ1通算175試合出場36得点、日本代表通算5試合3得点をマーク。今回、2024年6月30日までの買い取りオプション付きの期限付き移籍で、自身2度目の海外挑戦を決断した。
その西村のスイス到着を喜んだのが、常本だった。神奈川県出身、現在25歳の右サイドバックは、横浜FMの下部組織育ちで、明治大学を経て2021年に鹿島に入団。プロ初年度からレギュラーに定着し、さらなる飛躍を目指して2023年夏にセルヴェットに移籍した。加入直後に故障離脱した期間があったが、復帰後は不動のレギュラーとして活躍を続けている。
これまで同じチームでプレーしたことのない2人だが、クラブは公式エックス(旧ツイッター)で早くも“西村&常本“のツーショット動画を公開。そこで2人は、フランス語で「ようこそジュネーヴへ」「ありがとうございます」「がんばれセルヴェット」とガッツポーズを見せており、さらに常本が西村を出迎えるシーン、西村の背番号7のユニフォームを手にしたツーショット撮影シーンが収められており、そこで常本は西村以上の“満面の笑み”を披露している。