■成都に着いての第一印象は…
重慶から成都までは、約250キロ。バスが頻繁に行き来しています。
重慶のホテルから成都のホテルまで直行バスが出ているのです。同じ系列だったり、提携関係にあるホテル同士です。つまり、重慶のホテルに泊まった客を、成都の系列ホテルに取り込もうというシステムなのです。
しかし、別に成都に着いてから別のホテルまで歩いて行っても、タクシーに乗って行ってもいいわけです。いずれにしても、わざわざバス・ターミナルまで行かなくてもホテルの前からバスに乗れるので、これはとても便利でした。
そこで、僕はグループリーグの2日目、7月22日に成都に行ってみることにしました。竜泉駅足球場ではトルクメニスタン対イラク、ウズベキスタン対サウジアラビアという好カードを観戦することができました。
成都に着いての第一印象は、「なんと平らなんだろう!」というものでした。
坂道と階段だらけの重慶と違って、成都は平原の真っ只中にあるので平坦なのです。市内には泯江の支流が流れていますが、重慶市内の谷をえぐって荒々しく流れる長江や嘉陵江とは違い、川幅も狭く、ゆったりと流れています。