北海道コンサドーレ札幌や川崎フロンターレで活躍したタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンの“おねだり”からの“大はしゃぎ”が話題となっている。
現在30歳のチャナティップは、切れ味鋭いドリブルを武器に「タイのメッシ」とも称されるスター選手。札幌加入2年目の2018シーズンにはJリーグベストイレブンにも選出され、J1通算7年間で133試合に出場して14得点をマークした。その確かな実力だけでなく、親しみやすいキャラクターでチームメイトから慕われ、日本人ファンの人気も高かった。
そのチャナティップは、2023年6月に母国のBGパトゥム・ユナイテッドに完全移籍した。そして2月2日、BGパトゥムがタイでキャンプを張っていたJ1セレッソ大阪と首都バンコクで親善試合「2023/24Jリーグアジアチャレンジinタイ」を実施。スタメン出場したチャナティップは前半のみで交代となったが、ハーフタイムにC大阪に所属する元日本代表MF香川真司とユニフォームを交換した。それだけに留まらず、選手用の通路で香川を“出待ち”したようだ。
目的はサインをもらうため。香川がやって来ると、チャナティップは「カガワさ〜ん、ヨロシク〜!」と呼びかけ、日本代表のブラジルW杯モデルの「背番号10、KAGAWA」のユニフォームにサインを“おねだり”。香川が快くペンを走らせると、チャナティップは満面の笑みを浮かべ、何度もお礼を言いながら大喜びした。