現地時間の2月10日、プレミアリーグ第24節が行われ、サッカー日本代表・三笘薫が所属するブライトンはトッテナム・ホットスパーと対戦。韓国代表ソン・フンミンと対峙した。
アジアカップに出場していた日韓それぞれのチームをけん引する2人が、プレミアリーグのピッチで顔を合わせた。2月3日のイラン戦でアジアカップを敗退していた三笘は先発出場し、同7日のヨルダン戦で敗退していたソンはベンチスタートに。
試合はブライトンが前半17分に先制したものの、後半16分にトッテナムが同点に。その1分後、アンジェ・ポステコグルー監督は3枚替えを行って攻勢を仕掛けるが、そのうちの1枚がソンの投入だった。そして、韓国代表キャプテンとしてカタールで圧巻のプレーを見せていたアタッカーが期待に応える。
6分が提示された後半アディショナルタイム、残り数十秒という場面でトッテナムは縦に早い攻撃を繰り出す。その左サイド最前線にいたのがソンで、味方のパスを受けて背後に抜け出す。ペナルティエリア内に入ると、トップスピードのまま左足でクロスを送る。これがブライトンのGKと最終ラインの間を見事に切り裂き、ファーでブレナン・ジョンソンが押し込んだことでトッテナムに勝利がもたらされたのだった。