2月7日、ヴィッセル神戸はプレシーズンマッチとしてインテル・マイアミ(MLS)と対戦。多くの人を魅了した。
この試合で最も歓声を集めたのはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだった。1987年生まれで36歳となったメッシは、現在、アメリカでプロ生活を続けている。バルセロナで10番を背負い続け、2021年8月にパリ・サンジェルマンに移籍。このときも来日しており、ブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・エムバペとともに驚異の3トップを形成して日本中を熱狂に包み込んだ。
プロ3クラブ目となったマイアミでも来日することとなり、この試合でベンチスタートとなったものの、試合中にモニター画面にその姿が映るだけでスタジアムが一気に湧くほどの人気を誇った。
そしてメッシは後半途中からピッチに立つ。ウォーミングアップをすれば改めて大歓声を巻き起こしたメッシは、後半15分から登場。2万8千人以上を興奮させた。
そんなメッシが、試合後にも注目を浴びることとなった。それは、誰とユニフォーム交換をするのかということ。ファン・サポーターが熱視線を送る中、メッシがメインスタンド前でユニフォームを自ら脱ぎ始める。それを手渡したのは、意外にもシジマールコーチだった。