■一貫性あるバトンタッチ
一方で、上位チームの監督が交代するのも驚きである。
横浜FMは、アンジェ・ポステコグルー(現トッテナム・ホットスパー監督)が築き上げたチームで、その後は同じオーストラリア人のケヴィン・マスカットに託され、そしてまた同国人でしかもセルティックでポステコグルーのアシスタントも務めたキューウェルに白羽の矢が立った。
ある意味で、一貫性のある交代と言うことができる。
マスカット時代にはポステコグルー監督が築き上げたアップテンポな色が薄くなったような印象もあったが、キューウェルがポステコグルー時代に立ち戻るようなチームを作るのか、逆に新しいものをもたらすのか注目したい。