J1の浦和レッズに、待望の新戦力が合流した。その「完璧すぎる合流」に、ファンは早くも心をわしづかみにされている。
待ち人、来たる。沖縄でキャンプに入っている浦和に、新たな力が加わった。チアゴ・サンタナが合流したのだ。
チアゴ・サンタナは2021年に清水エスパルスに加入。初年度にはJ1リーグ戦37試合で13得点を挙げた。続く2022年には27試合で14ゴールを記録し、J1得点王となった。
昨季はJ2で戦うことになったが、リーグ戦では12得点。昇格はならなかったもののプレーオフでも得点しており、コンスタントな働きぶりを披露した。
すると、ブラジル人助っ人は2シーズン連続でのJ2でのプレーは選択せず、移籍を決意。2024年は浦和の一員として日本で戦い続けることになった。
昨年にはACL2022のタイトルを手にした浦和だが、盛り返しに必死だ。このオフには国内外から積極的に補強を敢行。そのひとりが、チアゴ・サンタナだった。
浦和が獲得を発表したのは、1月13日のこと。それから5日後、待望のストライカーは、キャンプ中のチームに合流した。
ブラジル人FWは、いきなり自己表現の豊かさを披露した。クラブのSNSに投稿された動画で、チアゴ・サンタナはクラブカラーの真っ赤なスーツに身を包んで、出迎えたペア・マティアス・ヘグモ新監督とハグを交わしたのだ。
見どころはそれだけではない。カメラが引き気味になると、その「全貌」が明らかになる。黒のパンツに、真っ白なシャツ。そのいでたちに、歴戦の酒井宏樹も驚いたようだった。