【森保ジャパンの初戦・ベトナム戦の攻撃陣点検(2)】伊東純也・南野拓実・中村敬斗の「フランスイケメントリオ」はアジアを震撼させるか……中村が「90%」と語る伊東への信頼感の画像
伊東純也、南野拓実、中村敬斗のフランスイトリオ 撮影:中地拓也

 14日にアジアカップ2023(カタール)・ベトナム戦を控える日本代表。過去を振り返るとこの大会は毎回のように初戦で苦戦を強いられている。負のジンクスを打破し、今回は優勝候補筆頭という下馬評通りの圧倒的な力を見せつけたいところだ。

 最前線に入ると見られる細谷真大(柏)がキーマンになるのは間違いないが、彼と近い関係性で攻めに行く2列目アタッカー陣の動向も注視すべき点。9日の非公開テストマッチ・ヨルダン戦では伊東純也(スタッド・ランス)、南野拓実モナコ)、中村敬斗(スタッド・ランス)の「フランスイケメントリオ」が並び、前半には中村敬斗と南野がゴールしたというが、ベトナム戦では3人が継続してプレーする公算が大だ。

 というのも、左サイドの三笘薫(ブライトン)がまだピッチで軽くジョギングを始めたところで、久保建英(レアル・ソシエダ)も初戦出場は厳しい状況。左に中村敬斗を置くなら、右は槍のような推進力あるタイプがほしいため、堂安律(フライブルク)という選択にはならないだろう。こうした要因を総合的に判断した結果、「フランスイケメントリオ」のスタメンという形に落ち着きそうなのである。

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