アジアカップに向けて現地カタール入りしているサッカー日本代表の「選手表記」が注目を集めた。
現地時間1月12日(日本時間13日未明)の大会開幕を控え、アジアサッカー連盟(AFC)は大会に参加する各国代表チームの宣材写真を現地撮影している。日本代表は1月8日に実施され、その様子をアジアカップ2023の大会公式エックス(旧ツイッター)が公開。その中の1枚の写真が“思わぬ理由”で話題となった。
その写真とは、日本代表の選手たちの撮影順を時間とともに書かれた「紙」を撮影した1枚。そこには「15:30〜 #6遠藤・7三笘・20久保」、「15:40〜 1前川・2菅原・3谷口」というように、撮影時間、背番号、選手名が丁寧に記されているのだが、その中で「16:00〜」の欄の背番号13の選手だけが、苗字ではなく名前表記となっているのだ。
その選手とは、スタッド・ランス所属の23歳、中村敬斗だ。他の例にならえば「中村」となるはずだが、記されていたのは「敬斗」の文字だった。他には「ザイオン」があったが、これについては「鈴木(彩艶)」よりも書きやすいという理由で説明が付くが、中村俊輔も中村憲剛も現役を退き、中村航輔が招集外となった今、「中村敬斗」を「敬斗」で表記する決定的な理由は不明だ。