【J1川崎、逆輸入SBのファンウェルメスケルケン際がキャンプ合流(2)】「このチームの“絶対的なゴール”」と語るイメージと、「早く体験してみたい」というJリーグの画像
1月23日に川崎フロンターレの沖縄キャンプに合流したファンウェルメスケルケン際 撮影:中地拓也

 1月23日、沖縄県恩納村の赤間運動場は突風と強い雨粒に見舞われた。嵐のような気候とともに初めて川崎フロンターレの練習のピッチに立ったのが、ファンウェルメスケルケン際だ。

 22日の夜に沖縄県に到着し、翌日の午前中、午後とランニングなどの軽いメニューをこなして調整した。その後、早くもファンサービスを行って触れ合いの場も作っている。

 先述したように試合に出るためのコンディションはすでにできており、Jリーグでのプレーを楽しみにしている。オランダとJリーグで持っている印象の違いについて聞いてみると、「Jリーグを経由していないので、そこは僕が今、楽しみな部分であり、早く体験してみたい部分です。まだ練習を見ているだけなので、早くチーム全体に合流して体感したい」と答えている。

 また、「海外にいて今は日本でプレーしている選手もいるので、そういう人たちと日本の地で対戦できるのは楽しみ」とも話す。今回の移籍の際にも、京都サンガF.C.の豊川雄太と連絡を取り合ったことを明かしている。

 また、川崎には合流したばかりだが、「もう本当にいい人たちばかりで、すぐに声かけていただきましたし、食事中もみんなと話したりしてます。(バフェティンビ・)ゴミスのように英語を話せる選手もいる。本当にみんな、コミュニケーション豊かな方々ばっかりなので、とてもいい雰囲気で入らせていただいてます」と“手応え”も話す。

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