1月11日、J3福島ユナイテッドは監督就任記者会見を行った。その様子が公開されると、川崎フロンターレサポーターが大きな反応を見せた。
福島にとって結成13年目を迎える今季、悲願のJ2昇格に向けて新たな監督を招へいした。川崎フロンターレでコーチを務めていた寺田周平氏に指揮を任せたのだ。
現在48歳の寺田監督は、1999年に川崎フロンターレでプロ入り。2010年に引退するまで川崎一筋で、その間、サッカー日本代表として6試合に出場している。現役を引退後は川崎で指導者としての道を歩み、2020年から鬼木達監督の下でチームを支えていた。
その寺田監督と関塚隆テクニカルダイレクターの2ショットをクラブ公式が投稿したのだが、それに川崎サポーターが反応した。というのも関塚氏も元川崎の監督。2004年から2009年まで指揮を執り、06年と09年にJ1で準優勝、さらに07年と09年の2度、ナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)で準優勝をもたらしていた。
そんな川崎の歴史を伝える2人が福島でタッグを組み、そして、J2昇格を目指すこととなったからだ。