2026年夏から秋春制に移行することが決まったJリーグだが、2024年はこれまで通り、2月開幕・12月最終節というカレンダーになる。
今季、悲願のJ1初制覇を達成したヴィッセル神戸は2月17日の富士フィルムスーパーカップ・川崎フロンターレ戦がシーズン初戦。翌週末からJ1リーグに突入する。3月には大会方式が変更されるYBCルヴァンカップを消化。5月以降は天皇杯もスタートするため、全て勝ち上がれば、試合数は今季より確実に増えるだろう。
さらに、9月以降はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)が始まる。今季の浦和レッズを見ても分かる通り、J1、ルヴァン、23-24シーズン・ACLグループステージを掛け持ちする超過密日程をこなすことになった秋以降は選手のやりくりに苦戦。最終的にルヴァン決勝戦でアビスパ福岡に敗戦し、J1もタイトルに手が届かず、ACLもまさかのグループ敗退を余儀なくされている。
今季J1・2位で終わった横浜F・マリノスにしても、リーグとACLの掛け持ちで疲弊し、タイトルが遠のいた部分もあっただろう。神戸もそれ相応の陣容を用意しなければ、彼らと同じ轍を踏むことにならないとも限らないのだ。