【J1川崎に加入する左SB三浦颯太が日本代表の練習参加で見せたもの(2)】「森保一監督が評価した部分」と「名波浩コーチから受けた指摘」…ゲーム形式の練習後の対話の画像
サッカー日本代表のゲーム形式の練習で堂安律と対峙する三浦颯太 撮影:中地拓也
■【画像】ゲーム形式の練習が終わるや即座に森保一監督が三浦颯太の元に……「日本代表の練習初日で注目された場面」■

 12月28日に千葉市内で行われたサッカー日本代表の練習。1月1日のタイ代表戦に向けた活動の初日だが、早くも7対7+フリーマンでのゲーム形式の練習が行われた。

 そのビブスなし組の3バックの左に入ったのが三浦颯太だった。ヴァンフォーレ甲府では左サイドバックとしてプレーし、川崎フロンターレへの移籍がすでに発表されている。ACLで見せたその攻撃力が高く評価されているが、その一端を、この練習でも見せた。

 その一つが、左サイドを突破してクロスを供給した場面だった。ゴール前を冷静に見たうえで、ニアで引っかからずにファーの味方にしっかりと合わせたもの。山なりのボールだが、回転をかけて落としたものだ。この練習後に口にした手応えは、けっして強がりなどではなかった。

 そのゲーム形式の練習が終わると、森保一監督が小走りで三浦の元に寄って話す場面があった。さらに全体練習後にも、森保監督と時間をかけて話し込んでいた。それについて三浦自身に練習後に尋ねると、「ACLで個で剥がすところとか、J2の試合も何試合か見てもらって、“その個はしっかり出して欲しい”っていうところ」と、まずは評価された部分の説明を受けたという。そのうえで、「守備の部分で細かい部分ですけど、今日の試合(=この日のゲーム形式の練習)でもやっぱり課題がいくつか出たんで、その話をしました」ともいう。

PHOTO GALLERY ■【画像】ゲーム形式の練習が終わるや即座に森保一監督が三浦颯太の元に……「日本代表の練習初日で注目された場面」■
  1. 1
  2. 2