■東海地方の怪異
そんな時代に、東海地方のある都市に市営のサッカー場が造られました。そして、完成したサッカー場を見てびっくり。新しいサッカー場のピッチには芝生が植えられていたのですが、なぜかペナルティーエリア内だけ芝生がなかったのです。
市役所のサッカー場建設担当者はサッカーのことをほとんど知らなかったので、各地のサッカー場を見学に行ったんだそうです。そうしたら、どこに行っても、ゴール前の芝生が禿げていたのです。それを見た担当者は「ああ、サッカー場のゴール前には(野球場の内野のように)芝生は要らないんだ」と思って、それでペナルティーエリア内には芝生を張らなかったんだそうです。
この話は、その街で熱心にサッカーを教えていた学校の先生から聞いた話なので、たぶん本当のことだろうと思います。
以上は「本来芝生があるべきところに芝生がなかった」という話題です。