■浅野が語るFW像
アジアカップでは、中4日、そして中3日で連戦が続く。まずがベトナム、イラク、インドネシアと同居したグループステージを戦い抜き、その後は一発勝負に挑むこととなる。「優勝を目指してやるのは当たり前」と話すだけにプレッシャーがかかる中での戦いが続くが、そんな大会でのFW像も膨らませている。というのも、「そこは、いつも僕自身は変わらない」からだ。
浅野が求めるストライカーとは、「間違いなくゴールを取ってチームの勝利に貢献するのはどの試合もそうだと思いますけど」としたうえで、「それと同時に、どの試合もFWの選手がどれだけチームの守備に貢献して、チームのために走って、本当にチームのために働けるかっていうところが、今の現代サッカーでは必須だと思うし、そこは僕の強み」と説明する。
さらに、「FWだけじゃなくてサイドハーフやトップ下のどこで出たとしても、プレーできるのも自分の強み。なので、チームのためにまず走ること、戦うこと、そこを土台に、ゴールという結果でチームの勝利に貢献できたら」と話す。
ここまで別メニュー調整が続いているが、「今はタイ戦に向けて100%の準備することは変わらないですけど、ただそこまでに調整できなかったとしても、焦ることなくアジアカップに向けて100%の状態を作れるようにいい準備をしていきたい」と、目標をしっかりと見据えている。
アジアカップの初戦は1月14日のベトナム戦。タイトルを見据える浅野が、カタールの地で再び輝く。