「今の現代サッカーでは必須だと思う」FW浅野拓磨が語る、アジアカップでのFWの役割。「ゴールでと勝利に貢献するのはどの試合もそうですけど」に続けた、プレーイメージの画像
12月29日の練習に取り組むサッカー日本代表のFW浅野拓磨 撮影:中地拓也

 12月29日、1月1日のタイ代表戦(国立競技場)に向けたサッカー日本代表の合宿2日目が千葉市内で行われた。そのピッチの端で、全体練習に視線を送りながらも必死の調整を続けていたのが浅野拓磨だ。

 浅野にとってタイ代表戦後に控えるアジアカップは、特別な思いを秘めた大会となる。2019年大会では大会前に負傷し、メンバーから外れることに。「あのときはけがを繰り返して、代表に選ばれて離脱しての繰り返しの時期だったんですけど、個人的にはアジアカップ行きたかったですし、仲間の活躍してる姿を見て悔しい思いもあったので、4年越しの大会です」と目を光らせる。

 2024年大会の舞台はカタール。説明するまでもなく、W杯ではドイツ代表相手にゴールを決めた場所だ。今季はブンデスリーガにも常に出場し続ける活躍ぶりで、その注目度はますます高まるが「あんまり僕は意識してないですね。自分のプレーだけに集中できてるかなとは思うので、あんまり何も感じてない」と言い切る。

 さらに、プレッシャーも「ないですかね」と話し、「日本のために戦うであったりチームのために戦うことに対してのプレッシャーや責任感はサッカーをやっている以上つきものですし、それを感じたときには自分のプレーができなくなるほどの緊張感を感じることもありますけど、周りにどう思われてるからっていうのは、そこまで感じることはない」と自信を見せた。

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