■焼き方もオーダー可能
そればかりか、メディアラウンジが別に用意され、そこにはさらに豪華なメニューが待っていた。その部屋に入ると、左手には大きな鉄板が。シルバーに光るその台を前にコックが立っており、頼めばステーキを焼いてくれるのだ。
焼き方を聞かれるだけでなく、付け合わせの野菜も自由に選べる。ソースもオーダーすることができ、目の前で好みの大きさにカットしてくれる。
その隣にはカレーと寿司までもが用意されていた。寿司は白い皿に2貫ずつ乗せられており、マグロやエビ、タコなどのネタが並ぶ。もちろん醤油もあって、至れり尽くせりだ。
多くの日本人メディアがここで腹を満たして取材に挑んでおり、その試合では4得点という“メインディッシュ”までご馳走に。ドイツサッカー協会の振る舞いにはただただ驚かされたのだった。
(取材・文/中地拓也)