■アジアで強さを示す絶好の機会
この取材時点で、第2次森保ジャパンは快進撃の中にいる。23年3月に発足すると最初の2試合こそ1分1敗でスロースターターとなったものの、以降、10月13日のカナダ戦(新潟)まで5連勝を飾っている。しかも、そのすべての試合で4得点以上を決める充実ぶりだ。
その躍進はいまだ止まらず、チュニジア戦を2-0で撃破するといよいよ始まったW杯アジア予選の最初の2戦をホーム、アウェイに関わらず5-0で撃破している。しかも選手を入れ替えながらもきっちりと大差で勝ったことで、チームとしての総合力をも示している。
日本代表は元日にタイ代表と対戦し、24年1月からはアジアカップに挑む。アジアというカテゴリーで圧倒的な強さを示す絶好の機会となる。
(取材・文/中地拓也)