J1名古屋グランパスが12月10日、来季から使用する新しいクラブエンブレムを発表した。チームの頭文字とシャチを一体化させた“上昇気流”のデザインが好評を博している。
創設30周年を迎えたクラブの新エンブレムは、グランパスファミリーとグランパスの未来を共に創り上げることを目的に発足した「グランパスソシオプロジェクト」の中で、多くの対話によって制作が進められた。そこでヒントとなったのが、勝利の喜びを分かち合う『風』のチャント。熱量を高め、周囲を巻き込むことで、より強く大きな上昇気流を生み出す様子をデザインに落とし込んだ。
その結果、従来のエンブレムから大きく変更し、中心に配置された「NGE」と「シャチ」 の絵柄をアップデートし、上昇気流を表現した新しいシンボルに再構築。「勝利のために決して諦めない」という想いを周囲に波及させて、グランパスファミリーとともにどこまでも高く昇っていくというスピリットを表現した。そのシンボルの形状と、その周りを囲む盾は、世界の頂点を目指して挑戦し続けるという意志が込められているという。