J1北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二の味わい深い映像が、札幌の街角に登場した。その様子を目にしたファンからは、感傷と興奮の声が広がっている。
12月3日に行われる北海道コンサドーレ札幌のホームゲーム、浦和レッズ戦は特別なラストマッチとなる。今季のJ1最終節であるのみならず、小野の現役最後の試合となるのだ。
小野はプロ入り前から、「天才」との誉れ高かった。その証拠に、プロ1年目だった1998年には、初めてのワールドカップに臨む日本代表に選出された。そのビジョンや技術に、多くの人が魅了されてきた。
負傷に泣き、決して順風満帆のキャリアを送ってきたわけではない。だが、常に「サッカーの楽しさ」を前面に出すプレーには、誰もが引きつけられてきた。
今シーズン途中に引退を表明した天才のラストマッチに向け、札幌はさまざまな周辺企画を行ってきた。今回、その最新版として、街中に小野が登場した。
ただし、登場するのは本人ではない。札幌市中央区にある商業施設の大型ビジョンで、特別映像の放映を始めたのだ。
画面の下半分には「THE LAST MATCH」と最終節の日時などが案内されているが、上半分には小野の笑顔が広がる。札幌の練習場でボールを蹴る様子、思いを秘めた表情が映し出され、最後の試合への思いをさらに強くさせる。