高校生が投げたスローインが注目された。
11月26日、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2023 EASTの第21節2日目で昌平高校と青森山田高校が激突した。
首位に立っていた青森山田は、勝利すれば優勝が確定する状況だったものの、後半に2点を先行されるという苦しい展開になった。それでも後半45分にMF後藤礼智のゴールで1点を返すと、アディショナルタイムにはDF小沼蒼珠がネットを揺らして同点に。今節での優勝は逃したが、劇的な展開で1ポイントを獲得してみせた。
この試合では2年生の小沼による同点ゴールも注目されたが、同選手が投げたロングスローも話題に。前半8分に青森山田が敵陣右サイド深くでスローインを獲得すると、スロワーの小沼がボールを拭いて投げる準備を行う。そして長めに助走を取って勢いよく投げ飛ばすと、ボールはニアサイドの選手を越えてペナルティエリア中央へ。味方には合わず相手にクリアされたものの、スローイン1本で得点のチャンスをつくり出している。