「魂の決勝ヘッド」東京Vの23歳主将MF森田晃樹の長距離ランニングからの決勝弾にファン歓喜!「ここでキャプテンが決めるのはアツい!」「ドラマティックすぎる」の声の画像
東京ヴェルディの若きキャプテン・森田晃樹  撮影:中地拓也

 J1昇格プレーオフ準決勝が11月26日に行われ、東京ヴェルディが2−1でジェフユナイテッド千葉に勝利して決勝進出を果たした。その決勝点となった2点目、キャプテンMF森田晃樹の“魂のヘッド弾”が称賛を集めている。

 シーズンを3位でフィニッシュした東京Vが同6位の千葉を味の素スタジアムに迎えての一戦。試合序盤は激しいプレスから縦に早いサッカーを展開した千葉ペースで進むも、オフサイドやGKマテウスのファインセーブでスコアは動かず。すると前半34分、東京Vが森田のパスから最後は中原輝の鋭い左足シュートで先制する。そして迎えた前半終了間際の44分だった。

 中盤でボールを奪った中原から前線の染野唯月を経由し、齋藤功佑が左サイドを抜け出す。千葉守備陣もゴール前に素早く帰還してラインを整えた中、齋藤が右足クロスを送り込むと、後方からDFの間を掻い潜りながら走り込んだ森田が豪快なヘッドでゴールに叩き込んだ。

 トップ昇格5年目の今季、城福浩監督からチームのキャプテンに指名された23歳は、身長167cmと小柄なゲームメーカー。中盤の底からボールを配給する役目を担っているが、この場面ではハーフフェイライン手前の位置から一気にゴール前まで駆け上がって貴重なゴールを決めて見せた。

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