現地時間11月25日、ベルギーリーグ第15節が行われ、スタンダール・リエージュが1−0でゲンクに勝利。決勝点となったサッカー日本代表MF川辺駿の“ダイレクトボレー弾”が称賛されている。
12試合を終えて9位のS・リエージュがホームに4位・ゲンクを迎えた一戦。11月の日本代表戦を負傷のために不参加だった川辺は、3-4-2-1の2シャドーの一角としてスタメン出場を果たした。霧が立ち込める中で始まった試合は、前半を0−0で終了。迎えた後半21分だった。
相手のパスをカットしたネイサン・ノイが左サイドをドリブルで持ち上がって前方へパス。敵陣深くのエリアからチハン・カナクが左足クロスを送り込むと、ファーサイドで待ち受けていた川辺が右足ダイレクトボレー。目の前で相手DFと味方FWが競り合っており、川辺の視界にも入ったはずだが、それをものともせずに右足を振り抜き、鮮やかなシュートをゴール右上の隅に突き刺した。
シュートがゴールネットに突き刺さると、川辺は跳び上がりながら渾身のガッツポーズを見せ、本拠地サポーターの前で雄叫び。川辺はリーグ戦2試合ぶりの今季5ゴール目を決め、試合はそのまま1−0で終了。チームは4試合ぶりの白星を手にして8位に浮上した。