11月24日、J1リーグ第33節が行われ、川崎フロンターレが3−0で鹿島アントラーズに完勝。復活の2ゴールを決めたFWレアンドロ・ダミアンのゴールセレブレーションが話題となっている。
等々力競技場でのリーグ戦のホーム最終戦に臨んだ川崎は、前節からスタメン7人を変更した。試合が動いたのは前半34分、左サイドバックの登里享平のパスに抜け出したマルシーニョが中央へ折り返し、レアンドロ・ダミアンが右足弾。今季リーグ戦3試合ぶり5度目のスタメン出場となった男にとって、これが流れの中からの今季初ゴールとなった。
さらに後半18分だった。右サイドバックの山根視来のクロスボールが逆サイドまで流れたところをマルシーニョが相手DFとの競り合いを制してマイボールにすると、中央のレアンドロ・ダミアンへ丁寧な横パス。昨季途中から故障が相次ぎ、この試合の前まで1ゴールのみだった背番号9は、しっかりと右足インサイドでゴールに叩き込み、この日2ゴール目を決めた。
そしてレアンドロ・ダミアンのゴールセレブレーション。歓声が降り注ぐ中、味方とのハイタッチを終えると、そのままゴール裏のスタンド最前列まで歩み寄る。そこで観戦に訪れていた娘と息子を呼び寄せてキス。さらに駆け寄ってきたカメラマンの前で記念撮影。試合中にも関わらず、愛する子どもたちとともに笑顔で写真に収まって見せた。