■脇坂が明かす、山根視来の練習量
脇坂は、「ずっと信じてました、味方を。練習終わりにキーパーを捕まえてやってる選手がすごく多かったので。それはここ1、2か月の話じゃない」と継続的な練習があったと自負を見せた。
川崎は天皇杯・アルビレックス新潟戦でもPKを制して勝ち上がっていたが、脇坂によればその「新潟戦より前からPK練習に励む選手もいた」という。脇坂自身、今季途中から試合中のPKキッカーを務めているが、「ゲームで決めた感覚を持ち帰って練習していました。それはみんながやっていましたし、山根くんなんかもすごい練習してました」という。
チョン・ソンリョンも、「怪我人がいて、その中で大会もたくさんある中で、みんなが通常の練習後に残ってPK練習をしていた。J1リーグも天皇杯も関係なく、積み重ねていました」と、常に臨戦態勢だったと振り返る。その結果、「シーズン最初の時よりもみんなすごくレベルアップしています。たとえばマルシーニョ選手は、最初はPKのキックが全然良くなかったんですけど、今はすごい良くなりました」という。