
J1の横浜F・マリノスが、今週金曜日のホーム最終戦に向けての煽り動画を公開した。多くのストーリーが詰め込まれた「作品」に、ファンからは感激の声が上がっている。
2023年のJリーグは、佳境に突入している。各クラブがそれぞれの目標に向かい、最後の力を振り絞っていく。
J1では熾烈な優勝争いが繰り広げられている。残り2試合となり、優勝の可能性を残すのは2チームのみとなっている。
現在、首位に立つのはヴィッセル神戸だ。2連勝すれば、もちろん文句なしで初のリーグタイトルを手にできる。
2位につけるのが横浜FMだ。勝点2差で神戸を追っており、負けられない戦いが続く。
今週金曜日に行われるJ1第33節アルビレックス新潟戦は、横浜FMにとって今季のJ1ホーム最終戦だ。負けられないとの思いがさらに高まる動画を、横浜FMが作成した。
スタジアムとロッカールームの様子に続いて映し出されるのは、ファンにとっては辛い光景だ。ピッチに倒れて顔をゆがめる姿や、担架で運び出される様子……。今季多く出てしまった負傷は、選手たち自身にもチーム、ファンにとっても大きな痛手だった。
だが、希望はある。大ケガから戻ってきた宮市亮のガッツポーズが、その事実を思い出させる。
「何度でもトリコロールは蘇る」との文字に続き、流されるゴールと歓喜のシーン。ホーム最終戦への期待と逆転優勝への思いを強くするには充分な1分間の作品だった。