北中米ワールドカップのアジア二次予選の初戦でミャンマーに5−0と勝利。スタートから引いてくる相手に対して、簡単ではないシチュエーションから24本のシュートを記録し、5点を奪ったというのは確かな評価に値する。その背後でディフェンス陣がほぼ高いラインを維持しながら即時奪回やアタッカーを前向きにさせ続けるサポートをしていたことも見逃せない。その一人が左サイドバックの中山雄太だ。
「相手の残る枚数次第だと思うので。今日の試合でいうと1トップしかいなかったので、センターバックが2枚で見てましたけど。試合によってかなというところはあります」
左で相馬勇紀をサポートしながら、4ー3ー3と言っても左インサイドハーフの南野拓実は「10番のバイタルの位置でプレーしたいというのがあった」(中山)ため、攻撃の流れによっては中山がインサイドハーフの位置を取るシーンも多かった。そうしたところら開いてボールになった時に、後のマネージメントはセンターバックの選手に託して、高い位置でのボール奪取に繋げていたのは印象的だ。