J2の水戸ホーリーホックが11月15日、クラブ創立30周年となる2024年の記念ユニフォームのデザインを発表し、反響を呼んでいる。
1994年に「FC水戸」として創立してから30周年となるメモリアルイヤーとなるシーズンで、水戸の選手たちは30周年記念ロゴを取り入れた特別なユニフォームを身に纏う。特徴的なのが、新たに採用された「ボーダー柄」だ。クラブは「創立から様々な苦労を重ねてきた30年を表現したボーダー柄は、地域に対して新しい原風景を見せることを約束しているクラブが、常に新しい挑戦をしていく姿勢を表している」と説明。「明るい青」をベースに太めの「暗い青」のラインが入ったカラーリングになっている。
また、襟や袖口にホームタウンの伝統カラーでもある「水戸黒」を使用。自信や威厳を感じさせつつ、歴史を紡ぎながら自立と規律を持ち合わせた集団であることを意味しているという。さらに襟首にはホームタウンを表現した15本の白いラインが施されており、15市町村の一体感がデザインに落とし込んだ。そして胸元中央には、新たに発表された「30周年記念ロゴ」を配した。
ネームとナンバーには2020シーズン以来、4シーズンぶりにオリジナルフォントを採用し、ナンバー下部にクラブエンブレムが入る。フィールドプレイヤーは1stが青、2ndが白、GKは1stが赤、2ndが黒。クラブは「支えてくれた人たちへの感謝を胸に紡いだ歴史の上に新たな夢を描くため。そして、まだ見ぬ景色を目指して私たちは挑戦を続けていきます」と宣言している。