11月12日、J1リーグ第32節浦和レッズーヴィッセル神戸が行われた。1-2で神戸が競り勝ったこの試合で、決勝点を記録した大迫勇也のパスも絶賛されている。
J1優勝を目指す神戸と、逆転での優勝を諦めない浦和の試合。首位チームにとっては倒さなければいけない相手だった。立ち上がりから積極的にプレスをかけて、ホームチームに圧力をかける。多くのシュートで決定機を迎えた中、前半34分にもチャンスを迎える。
右サイドのセンターライン付近から、前線へボールが蹴り出される。この落下地点にいたのが大迫だ。しかし、背後には浦和のDFマリウス・ホイブラーテンが密着している。腰には腕も回されており、ボールを収めるのは難しいように見えた。すると背番10はジャンプして、足裏でボールを後方へ流す。これが右サイドにいた佐々木大樹へのパスとなる。
ボールを追ってペナルティエリア内に入った佐々木は、ドリブルでコースを作ってシュートを放つ。しかしこれは相手DFが体を張ってブロック。ゴールには向かわなかった。
得点にこそならなかったが、大迫の強さと上手さが感じられるシーンだった。