サッカー日本代表がSNSを更新した。初招集となるMFの写真が単独で紹介されると、「初招集感がない」などの声がすぐさま上がった。
日本代表の「負けられない戦い」が始まる。11月16日から、2026年に開かれるワールドカップのアジア地区2次予選が始まるのだ。
ミャンマー戦とアウェイでのシリア戦を迎えるにあたりメンバーが発表されたが、数名の入れ替えがあった。前田大然らが負傷により参加できなくなったためだ。
当初に想定した選手を招集できないのは痛手ではあるが、一方で新たに迎えた選手は可能性を広げる存在だ。伊藤敦樹に代わり招集された佐野海舟も、そうしたひとりである。
22歳の佐野にとっては、大きなチャンスだ。米子北高校を卒業後に加入したFC町田ゼルビアで、J2にてプロキャリアをスタート。着実に積んだ努力が実を結んだ格好だ。
町田では、ルーキーイヤーからリーグ戦では21試合に出場。2022年までの4シーズンで着実な成長を続けると、今季から鹿島アントラーズでプレーするチャンスをつかんだ。今回の日本代表選出は、佐野と鹿島の選択が間違っていなかった証だと言えるだろう。
日本代表でも当然ながら期待されている。11月14日に日本代表が更新したSNSでは、カメラに向かってサムアップする姿が公開された。