■「前半から圧倒してサッカーができていれば」
点差を1点差に縮め、後半に入れたという試合展開に加え、精神的な拠り所としても小林のゴールの意味は大きかったが、その点について宮代は「攻撃陣はどんどん、どんどん点取らなきゃいけない」と口にして、結果的に3得点に終わった攻撃を反省。
さらには「失点というのもけっこう連続でしてしまったので。あれも含めて修正していかなきゃいけないなと思います」と悔しそうだった。
そんな試合は3-3で決着。悔やまれる前半の3失点について宮代は「前半、あまりいい入りができず、ずるずる行ってしまったなというのはチーム全体としてあるんですけど」としつつ「その中でも3対2で折り返し、1点差で折り返えせましたし。そんなにネガティブになる必要はないなというふうには思っていたんですけど」と前向き。
ただし「90分通して結果を見た時に、やっぱり前半から圧倒してサッカーができていれば、もっと違う結果になっていたのかなとは思うので。そこの修正はしなければならないと思います」と反省点を口にした。
(取材・文/江藤高志)