11月4日に国立競技場で行われたルヴァンカップ決勝に勝利し、悲願の初タイトルを獲得したJ1アビスパ福岡に対する“祝福の声”が鳴り止まない。
6万1千人を超える大観衆が見守った中、浦和レッズを2−1で下し、優勝カップを高々と掲げた。その直後から“お祭り”がスタート。すぐに優勝記念グッズが発売されて話題を集めると、地元に帰った後の11月6日には福岡市内で祝勝会が開かれ、サポーター約3000人が集まり、喜びを分かち合った。その後もクラブ創設28年目での初タイトルに対する“お祝い”は続いた。
そして11月10日、クラブが公式エックス(旧ツイッター)を更新。「たくさんの引用ポストありがとうございます」「祝電&お花をたくさん頂戴してます 本当に皆さんありがとうございます」とお礼を述べた上で、「本社ロビーは優勝の香りに包まれています」と綴ってロビーの動画を公開した。
そこには地元企業や放送局に混じり、福岡ソフトバンクホークス、クラブOBのサッカー日本代表DF冨安健洋(アーセナル)、さらにライバルクラブである川崎フロンターレの名前の入ったお祝いのスタンド花で埋まっており、まるで花屋のような空間が広がっている。